BUYMAは初心者でもリスクがなく始めやすい、ハードルの低いビジネスです。
気軽に始めやすい反面、成果が出る前に諦めてやめてしまう人も多いことは事実です。
どんなビジネスでも自分自身が成長できていない段階から収益化できることはありません。
あったとしても成長していない限りは一発屋で終わってしまいます。
成長し続けることで、ビジネスの成果も出し続けることが可能です。
とにかく「継続すること」が重要です。
今回は、継続するための考え方や、こんなふうに考えるとBUYMAというビジネスが楽しくなり継続しやすくなる、というマインド面のお話をします。
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モチベーションについて
前回のコンテンツでもお伝えしましたが、自分の理想のスタイルなど、これからあなた自身がどうなりたいかということは真剣に考えておきましょう。
あなたの目標は「BUYMAで稼ぐこと」ではなく、BUYMAで稼いだお金で手に入れたい、モノや生活などその先があるはずです。
それがはっきりしていれば、それがBUYMAで頑張るあなたの動機になります。
あなたを目標に向かって突き動かす原動力です。
それが、いわゆる「モチベーション」というものです。
なかなか成果が出なかったり、嫌なことがあったりするとすぐに、「モチベーションが下がる」とか「モチベーションが上がらない」と言う人がいます。
しかし、モチベーションというのは、あなたを突き動かしている動機です。
これからなぜBUYMAで稼ぎたいと思っているのか、という源なので、その根本的な理由がはっきりしていれば、
ビジネス活動の中でうまくいかないことがあっても、すぐにモチベーションが下がったりしません。
これがあるから頑張ろうと思えるものを明確にしておきましょう。
稼いだら会社を辞めて独立する、家族で旅行に行く、老後の蓄えにする、
そういう、絶対に成果を出そうと思えるものを明確にしておきましょう。
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BUYMAを最小限にする
これからスタートする皆さんは、毎日限られた時間の中で隙間時間を全てBUYMAに投資していかなければなりません。
それは、何か新しいことを始めて、成果を出すためには絶対に必要なことで、しかたありません。
でも、だからといって何か大切なものを犠牲にする必要はありません。
多少のプライベートの時間や、テレビを見る時間、会社の同僚と飲みにいく時間など、「自分自身の中で浪費と思える時間」「無駄だなーと思える時間」「優先度の低い時間」をまずは削りましょう。
それだけでも時間の使い方は変わります。
大切なお子さんとの時間を削ったり、絶対に譲れない大切な仕事を疎かにしたり、睡眠時間を極端に削って体調を崩したり、そこまでして追い込む必要はないのです。
可能な限りは無駄を省き、BUYMAの活動を頑張りましょう。
その先に成果を出して外注化を行えば、
家族で旅行していても、仲間と飲みに行っていても、BUYMAから収益が上がってくる仕組みができます。
その将来のために頑張っていきましょう。
ビジネスの本質は、「労力を最小限に抑え、利益を最大化すること」です。
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種まきという考え方
BUYMAは種まきという考え方をお伝えします。
BUYMAはこれから芽が出そうな商品の「種をまくビジネス」です。
イメージしてみてください。種のまき方が2種類あるとします。
①絶対に芽が出る種を1粒ずつまく方法
②どれかが芽を出すから複数の種を一緒にまく方法
どちらがBUYMAの出品イメージに近いでしょうか?
答えは②です。
①の場合は、そのひとつひとつの種から99%以上の確率で芽が出て花が咲くからひとつひとつを丁寧に種まきします。
BUYMAでは、出品する商品が99%以上の確率で売れる。ということは考えづらいです。
その「商品自体」は売れているか、確実に売れる商品だとしても、必ずライバルがいるので、その中であなたの出品商品が必ず売れるということはありません。
種を1粒まいて、芽が出るまでじっと見つめていても時間ばかりが過ぎてしまいます。
そこでBUYMAは②のイメージで進めてください。
ある程度リサーチはしたうえで、売れると思われる商品一帯を種まきのつもりで出品します。
その商品単品での出品でも関連商品(別カラー、別サイズ、同ブランドの新商品、同カテゴリの別ブランドなど)をまとめて出品していきます。
「絶対に売れる!」という確信ではなく、「あ、この辺良さそうだから種まいておこう♩」ぐらいの感覚です。
そして、種をまいていると、ほとんどの種は反応がありません。ほとんどの商品は売れないところか、アクセス数もつきません。
でも、そういうものです。
種をまき続けることで、「芽が出る商品やブランド」があります。
芽が出たら、さらに成長して太い茎ができて花が咲くまで育てます。
つまり、「問い合わせに対して丁寧に対応する」「他の出品者を確認してさらにメンテナンスする」「価格や画像やキーワードなどを調整する」ということをします。
その結果、種をまいた中から数件の売り上げが発生する。というのがBUYMAです。
まいた種、全てが成長してくれるわけではないので、たくさんの種をまきながら
芽が出たらそれを見逃さずにしっかり栄養を与え育てる。
しかし、まいた種を毎日じっと眺めているだけでは時間がもったいない。
芽が出ないなら出るように努力します。それでも出ないなら他の種をまきます。
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花が咲いたら
種まきの話をしましたが、商品がヒットして花が咲くと嬉しいですね。
しかし、その余韻に浸っている暇はありません。
花が咲いてそれを気持ちよく眺めたい気持ちもありますが、
次の種をまいていかなければ、いずれ枯れてしまいます。
花の寿命は短いです。ファッション商品の寿命は短いです。
いくつか花が咲いたら、その花の咲いた種を中心に花壇を作りましょう。
3つ4つの綺麗な花壇ができると、複数のブランドで収入の柱が立っている状態です。
そして、その花壇の中で常に新たな種をまき花を咲かせて、枯れたものと入れかえるという繰り返しの作業です。
それが月収30万円という数字のイメージです。
売れる商品・売れるブランドを発掘するというのは、種をまいた結果にあります。
すでに売れているモノや人気のモノというより、あなたが種をまいたモノが咲くようにしたほうが、ライバルが少なく稼ぎ続けることができます。
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山登りという考え方
売れるブランドを発掘するのは山登りというイメージです。
有名なブランドの頂点を極めるというのは、エベレストに挑むようなものでとても険しいです。
例えば、ルイ・ヴィトンやプラダやシャネルなど、人気だけど多くのライバルが存在し、その中に強力な上級ショッパーも存在しているようなブランドを制覇しようと思ってもかなり難しいです。
(前回お伝えしましたが、その中でもスタート数カ月でトップブランドの頂点を制覇した生徒さんはいます)
しかし、そこまで大きな山ではなく、小さい山、ほどほどの山を制圧し、複数制圧するほうが大きな山を1つ制覇するより
難易度は非常に低くなります。
小さな山は、有名ではないブランドや新しいブランドのことですが、そのようなブランドは、初心者は見つけづらく参入が少ないです。
また、上級ショッパーには、すでに自分のテリトリーがあり、大きな山を制覇していたり、得意な山をテリトリーとしていたりしますので、
わざわざ小さな山に参入してこないことも多いからです。
また、小さな山を登るための装備はある程度の準備で日数もそれほどかかりません。
エベレストに登るには非常にたくさんの準備が必要ですし、長期間のチャレンジになります。
文字どおり人生を賭けて挑戦することになります。
しかし、あなたの目標を思い出してください。このビジネスで成果を出す目的はなんでしょうか?
ヴィトンやシャネルを扱う上級ショッパーになることですか?
BUYMAを活用して収入源とすることですか?
後者であれば、わざわざ難易度の高いチャレンジをする必要はありますか?
山登りを楽しむなら近場の山で十分楽しめます。富士山でもよいでしょう。
命がけでエベレストへ挑戦する必要はありません。
まずは、初心者のレベルで目指すなら小さな山を見つけて複数制覇していく。
それに慣れてきたら大きな山にチャレンジする力が付いてきます。
もちろん、大きな山にチャレンジせずに小さな山だけ複数制覇しておけば、月収数十万円から200万円ぐらいは可能です。
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広い草原で宝探しという考え方
BUYMAで売れる商品を見つけるというのは、
とても広い草原の、ところどころの地面の中に眠っている宝を掘り起こすようなものです。
年々出品数は増加し、400万品以上の出品があるからです。
適当に穴を掘っても、まぐれでしか見つけることはできません。
途方に暮れてしまいますね。
そこでリサーチが必要になります。BUYMAの人気順リサーチなどはその方向性を定めて進んでいく1つの手段です。
価格帯を絞ったり、ノーブランドを除外したり国内発送に絞ったり、リサーチする方向性を絞り込んでいきます。
草原の宝探しに置きかえてみます。
漠然としたところから、ある程度進む道を定めて進んだ先に気になる場所があれば掘っていきます。見つかるまでどんどん進んでいきます。
しかし、草原は広いです。同じ方向に歩いていても少しでもずれていれば宝は発掘できません。
残念なことに
人気順リサーチも同じことを繰り返していても一向に見つからずに行き詰まりを感じるようになります。
リサーチは息詰まります。そういうものです。
リサーチは行き詰まります。なぜなら、誰もがサクサクと見つかるようなら、そこにはライバルが密集し価格競争が激化し利益がとれないからです。
ライバルがいない場所。リサーチしてもなかなかたどり着けない難しい場所に「利益のお宝」が眠っているからです。
行き詰まったら、リサーチの角度を変えたり、幅を広げたり狭めたりすることでさまざまな商品を見ていきます。
例えば、絞り込んでいた価格を変更したり、カテゴリを変えてみたり、買い付け地や発送地を変えてみたり、今まで通っていない道筋を常に探っていきます。
視点や入り口を変えて今までの自分では見えていないところにたどり着けるようにするしかありません。
それでも行き詰まったときは、パソコンから離れてストレッチをするとかシャワーを浴びるとかおやつを食べるなど、気分転換も必要です。
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モデリング
そんな草原を探していると、効率よく宝を引きまくっている冒険家に出会います。
そしたらその人のあとをつけていきます。するとやっぱりその人は、新しい宝を発掘します。
BUYMAでリサーチしていると複数のブランドをしっかり販売しているショッパーを見つけられます。
売れているブランドや商品に必ず絡んでいるショッパーです。
そういったショッパーはリサーチを理解しており、新規出品商品も高確率で販売できます。
そんなショッパーをまねしていくことを、モデリングと言います。
売れている人のあとをついていき、どんな商品やブランドをどうやって発掘していくのかを徹底的に研究していきましょう。
もうストーカーのごとく付きまとってもよいです。
そうやってモデリングすることで自分も商品が発掘できるようになります。
そんなモデリング先が複数いればどんどん商品が見つかります。
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芋づる式
宝と言える商品を発掘したらまた新たな宝を探しに進んでいきますが、
時にはそこを掘り下げていくと大きな財宝を発見できるかもしれません。
芋づる式にどんどん売れる商品が現れるという感覚です。
そのまま深掘りで出てくることもありますし、派生させて関連商品や関連ブランド、または、共通点のあるデザインの他のブランド商品など、1つの発見をきっかけに芋づる式に見つけることもできます。
普段は種まき感覚でフットワーク軽く出品していきますが、そのようなチャンスを見つけたときには、1点集中して芋づる式に発掘して全部出品してしまいましょう。
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根拠のない数字にとらわれすぎない
リサーチをする際に何を目安にリサーチしたらよいでしょうか?
よく言われるのは、ブランドランキングが◯◯位~◯◯位の間とか、
アクセス数が◯◯以上とか、ほしいもの登録が◯◯以上など、わかりやすい数字を目安にする考え方です。
もちろん、極端に低い数字やゼロよりも、ある程度あったほうがよいです。
しかし、いくつ以上と設定された数字に、ほとんどの場合、根拠はありません。
例えば、リサーチして出現した商品のアクセス数が100件だとします。
アクセス数100件が多いと感じますか? 少ないと感じますか?
どちらも不正解です。
そこの判断には、その商品と同じ商品で別の出品者がいるのか?
別の出品者のアクセス数はどうか?
出品してどれくらいの期間なのか?
他の同じ出品商品はアクセス5000件あるかもしれません。
出品日から3日ほどで100件なら多いほうと考えられますが、3年たっても100件なら少ないです。
など、複合的にしか判断ができないからです。数字だけで判断はできないのです。
それなのになぜ「アクセス数」や「ほしいもの登録数」などにとらわれてしまうのかというと、それくらいしか数字として表示されないからです。
右も左もわからない人にとっては、活動の指針となるものが欲しいと思います。
基準となる数字があれば、思考停止状態で活動ができるので楽です。
どうしてもBUYMAの中で数字として確認できることが、ブランドランキングやアクセス数、ほしいもの登録、お問い合わせの数などに限られてしまうので、そこをついつい意識しすぎてしまうということです。
逆にその目安とする基準に満たない商品に意識が行かないことで、
これから売れるであろうヒット商品を見逃す可能性が高まります。
そのような数字は本質を理解し、根拠のある活用をしてください。
具体的な数字の見方はリサーチの項目でまたお伝えします。